平成6年より当社が製造しておりました、 「上はカリッと、中はフンワリ、更にトローリ。全てに夕張メロン果汁の元祖夕張メロンパン」
"元祖"夕張メロンパン(夕張市農協承認唯一商品)が今年本州催事でご好評いただきました御礼を申し上げます。
売出し当時から現在までのことを書いてみました。
これまで、北海道以外に出たことの無かった私たちにとって、今年は全国の皆さんに夕張メロンパンをお引き立ていただいた年となりました。 まことにありがとうございます。
最初「メロンパンに本当のメロン果汁を使ったら面白いのではないかな?」「白いパン生地じゃつまらないね」「色も毒々しい色は嫌、殆ど全部果汁で色を出したいね」という単純な発想でしたが、いざ作ると大変!
生地に果汁を入れるとパンにならないという不思議なことが起こり、クッキーみたいな硬いものになってしまいました。 また色もとても褪せ易い。だから全重量(クリーム入りのとき)の0.1%ちょっとだけクチナシの実の汁をチョットだけ入れさせてもらいました。
でも膨らまない。 パンになってくれない。 あれこれやっても駄目。 でも果汁をたっぷり入れたい。
苦心の末、当社製造長の土谷雅人が、「果汁に強く含まれるある成分」を発見し、コレが生地を駄目にする効果があることを見つけました。
その成分と戦い、風味を殺さずに成分の力を弱くしていかねばなりません。 何度も研究しては駄目を繰り返し、ようやく2年弱でようやく「パンにとって」悪さする成分を無力化する方法を練り上げて出来たのが初代夕張メロンパンでした。 風味も死んでおりません。
最初はクリームが入っていないものだったのですが、それを夕張農協に提案、最初の商品と言うことでご承認いただき、堂々と「夕張メロンパン」と名乗れる今に至ります。
途中からクリームも開発してクリームを入れ、首都圏発信のファンション雑誌MOREにも掲載いただいたときに一回目のブームをいただきました。 名古屋方面で当社の製造法を元に製造法を貸与する形で広く一般発売されたこともありました。(第一パン様製造・当社技術協力 ※写真は当時のパッケージ)
しばらくしてもういちど今年、本州の百貨店様からお声がかかり出店させていただくことが出来ました。
長い間愛していただき、本当にありがとうございます。
夕張メロンパンという商品名は時代とともにどこでも作ることが出来るようになってしまいましたが、最初に作ったと言うことの気持ちをいつまでも、 「上はカリッと、中はフンワリ、更にトローリ。全てに夕張メロン果汁の元祖夕張メロンパン」を作り続けていきたいと思います。
これからも末永いお付き合いをお願い申し上げます。
京田食品株式会社 |